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治療 1. 視覚がある場合
点眼薬による治療を行います。当院では、主に2種類の点眼薬を1日に複数回点眼し、眼圧が20mmHg以下になるようにします。
2. 視覚があり、点眼薬で眼圧をコントロールできない場合
点眼を行っても眼圧が40mmHg以上の場合、外科手術が選択されます。当院では、A.レーザー毛様体光凝固術(レーザーで前房水を産生する毛様体の一部を破壊する)、B.角膜隣部に2mmの開孔形成、C.虹彩の切除術、D.結膜下の排水口形成術、を組み合わせて緑内障の外科手術を行っています。

レーザー手術プローブ先端

緑内障の外科手術
3. 視覚がない場合
緑内障では、高眼圧により眼球はどんどん大きくなります(牛眼化)。また重い眼痛と頭痛が続きます。眼球が大きくなると、まぶた(眼瞼)が閉じることができなくなり、眼球は乾燥して角膜炎を併発し、痛みが発生します。その結果、治療に用いる点眼薬の種類が増えることになります。
網膜検査(ERG)結果で、視覚が消失したと診断されれば、動物の苦痛を無くすため、また点眼の煩わしさから解放されるため、当院では眼球内シリコンボール挿入術を勧めています。
シリコンインプラント挿入術では、失明した眼球内の損傷した組織(虹彩、水晶体、硝子体、網膜など)を取り除き、シリコンボールを眼球内へ挿入します。そのため、眼の外観は保たれます。手術の傷が治れば、頭痛や眼痛が消失するため、手術前よりすごく元気になったとの感想が多く聞かれます。また眼薬による治療の必要がなくなります。ただ手術後、角膜が灰色になったり、まれに涙液が少なくなったりする場合があります。
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緑内障により大きくなった左眼 シリコンインプラント挿入後
約1年経過した左眼
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