白内障は、眼球内の水晶体が白くなり物が見えなくなる病気です。いろいろな動物に起こり、現在、犬や猫の場合には人と同じように外科手術が行われ、人工レンズが眼内に装着されます。点眼薬、内服薬、サプリメントではなかなか治療効果は見られません。
白内障は発生年齢により、先天性白内障(生まれたときにすでに水晶体が白い)、若年性白内障(1〜6歳で発症)、老齢製白内障(6歳以上で発症)に分類されます。最近では若年性白内障が増えており、コッカースパニエル、プードル、シーズー、柴犬などに多く、若く元気な犬の眼が、数日で突然白くなり眼を痛がるのが特徴です。このタイプの白内障は、水晶体誘発ブドウ膜炎(LIU)を併発することが多く、治療を誤ると早期に失明します。ブドウ膜炎の治療を万全に行い、白内障の手術を適切な時期に実施することで、視力を保つことができます。
また、加齢に伴い進行する老齢製白内障は、ゆっくり進行しますが、手術適応の上限は10歳くらいとされています。
眼の病気は、失明すれば生活が一変します。目がおかしいなと思われたら、まずは診察を受けてください。
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